今回はGoogleスプレッドシートで作成された勤怠表に対して、特定の日付の曜日を赤色にする方法をご紹介します。

スプレッドシートで試しに以下のような勤怠シートを作成してみました。

このシートの、月(A列)列は、対象年月の値を参照させて、月の部分のみを表示させるようにしています。
日(B列)列も同様に日にち部分のみを表示させており、曜日(C列)も年月日を参照して、自動で表示しています。
今の状態だと、どの日が休日なのかわかりづらいので、土曜・日曜・祝日の日付の曜日を赤くしていこうと思います。

まずは、休日シートを作成しましょう。休日のデータに関してはネット上で検索してコピーして貼り付けました。

次に、勤怠シートに戻って、以下のように色を変化させたい曜日を範囲指定し、メニューバーの「表示形式」→「条件付き書式」を開きます。

セルの書式設定の条件で、「カスタム数式」を選択後、その下の入力欄に以下の数式を追加します。
=OR(AND(ISNUMBER($A5), WEEKDAY($A5, 2) = 6),AND(ISNUMBER($A5), WEEKDAY($A5, 2) = 7))
併せて、書式設定のスタイルでテキストの色を赤字に設定して、完了ボタンを押します。

次に祝日の色設定をしていきますが、上記のカスタム数式では別シートを参照させることができないので、
まず、H5セルに下記の関数を入力して、最下部の日付の行までコピーします。
=IFERROR(INDEX('祝日'!$B$1:$B, MATCH(A5, '祝日'!$A$1:$A, 0)), "")

祝日と同じ日付の行にはH列に該当の祝日名が表示されます。(表示させたくない場合はフォント色は白にしてください。)

H列に値が存在している行の曜日を赤くするため、再度曜日列を範囲選択後、「条件付き書式」を開き、カスタム数式を選択し以下数式を設定します。
=AND(ISNUMBER($A5), $H5<>"")

そうすれば、曜日列の祝日・土曜・日曜がすべて赤色になります。

今回は以上となります。Excelであればもう少し簡単に色設定できますが、スプレッドシートは少し手間が必要なようです。